「withコロナ」時代の学習環境

コラム

先般のコロナによる長期間の学校休校対応として、オンライン会議システムZoom等を活用したオンライン自宅学習を実施された学習塾も多かったようです。

完全にコロナが終息したとは言えない中、これからの第二波、第三波に備えた「withコロナ」時代の学習環境の整備が必要です。

たとえ学校が休校になり、自宅学習を余儀なくされても、Zoom等のオンライン学習を実施することで学習の遅れを最小限にとどめることができます。

一方、オンライン学習には、次のような課題も見受けられました。

  1. 子どもの様子がわからない
  2.  学習進捗を確認する作業が大変
  3.  オンラインでの長時間授業は難しい

「子どもの様子がわからない」という点は、授業を聞いてわかっているのか、質問があるのかが把握しにくいです。

通常の授業では、子どもの表情やノートの書き具合からある程度様子を掴めるのですが、オンライン学習では、子どもの様子を十分に把握することは難しい。

これは次の「理解度を確認する作業が大変」という課題にも関係します。

オンライン授業後、理解度を確認するためにプリントや教材を送付しますが、その採点と結果の提出、管理作業に手間がかかります。

電話やメールでの確認も、予めコミュニケーション手段を決めておかないと混乱してしまいます。

宿題として課すテキスト教材も、どの教材をいつ何時間取り組んで、学習進捗はどうなのかを把握しなければいけません。

これらの課題を解決するには、オンラインで理解度を確認でき、且つコミュニケーション手段としても活用できるシステムを活用することが近道です。

例えば学習記録アプリ『スタディプラス(https://www.studyplus.jp/)』が著名です。

塾向け「Studyplus for School」を使えば、生徒が入力した学習記録を確認しながら、アプリを通じて指導を行うということも可能になります。

また、確認テストがWEB上に用意されていれば、プリントの作成や採点をする必要もありませんがそのようなアプリもたくさん存在しています。

共働きで忙しい保護者への連絡も、スマホでやりとりできれば対応もスムーズですので是非最新のITツールを活用しましょう。

>>新型コロナ自粛と塾の取るべきアクションとは

続いて、「オンラインでの長時間授業は難しい」という点ですが、パソコンやスマホの画面を何時間も見続けるには、相当の集中力が必要です。

オンラインでの授業は要点だけに絞り、短時間で済ませましょう。

そのために、板書は予め準備すべきです。

授業をビデオカメラ等で撮影している場合には、ホワイトボードに板書した図や文字を大きく見せ、画面を通してでも見やすい教室環境が望まれます。

Zoom等のシステムにはホワイトボード機能もありますが、書いている映像だけでは単調になりがちです。

生徒を集中させるには、板書を解説している先生の姿も、同時に画面に映した方が良いでしょう。

これらの課題を解決するには、電子黒板がおすすめです。

テレビ画面がそのまま手書きのホワイトボードになり、予め準備した板書や図を表示すれば時間短縮が可能です。

それ以外にも、動画を使いわかりやすく、飽きのこない授業をすることも可能です。

プロジェクターと比べて明るく、くっきりした映像で授業をすることができますので迫力ある授業を配信することができます。

これら学習環境を整備するには費用もかかりますが、いま「コロナ対応」の趣旨もあり様々な助成金が充実しています。

例えば、厚生労働省の「働き方改革推進助成金(テレワークコース)」を活用できれば、最大75%の助成金を受け取ることが可能です。

大型の電子黒板でも、10万円台で導入することも出来ますので、助成金は積極的に活用すべきでしょう。

助成金には、支給条件もございますので、詳しくはお問合せください。

コロナ第二波の兆しもある今、通塾しなくともサービス提供を継続できる環境の整備は、今後の生き残り戦略を考える上でも最重要となるでしょう。

 

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