コラム

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時間を生徒に返す時代

2022年6月17日号の「週刊朝日」によると、最近学校教育現場から聞こえてくるのは「時間を生徒に返す」という言葉です。時間を有効活用してもらうために先生の授業がある、という考えからすれば、なんとも謙虚な言葉です。その背景には、教育現場だけに...
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心のマーケティング

夏期講習会を控え、様々な募集広告やDM企画を検討する時期になりました。去年とは違うキャッチコピーで生徒募集を成功させたいと、マーケティングに腕を振るう時期でもあります。 ある学習塾のキャッチコピー 消臭力のCMで有名な鹿毛康司氏は、著書「心...
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VUCA時代の生存戦略

VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語で、あらゆるものを取り巻く環境がめまぐるしく変化する中、予測不能時代を生き抜く...
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啐啄の機

春を迎え、塾の教室では新人の先生方が希望に胸を躍らせ、賑やかになる時期です。人材育成はどの塾にとっても最重要課題ですが、長引くコロナ禍や時代の急速な変化によって、育成方針も変わっていくように思えます。 啐啄(そったく)の機 ひな鳥が卵から生...
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【働き方改革】って早く帰る事じゃなかったという話。

働き方改革は、雇用形態による待遇格差や多様な働き方の容認、長時間労働の是正などで、誰もが働きやすい環境を作り、生産性を向上させようという目的で法案化されました。 テレワークの導入や労働時間ではなく労働成果を求めるジョブ型の採用が事例として分...
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塾のお客様は5年後の生徒

サービス業として見た塾の特徴 学習塾は、サービスを受ける人(生徒)とお金を払う人(保護者)が違うという難しい業界ですが、学習塾のお客様は誰でしょうか。 サービス産業生産性協議会によると、サービスの定義は、お客様の「事前期待」に適合するものだ...
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学習は「自習」と「対話」

共通テスト 今年から新たに共通テストが実施されました。テスト枚数も大幅に増え、様々な図や表を数多く読込んで解答する問題が目立ちました。 論理的思考力や判断力を問うテストに変わることへのメッセージは十分伝わったはずです。 春から中学生の教科書...
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主体的な学びと学習塾

「主体的・対話的で深い学び」と言いますが、「自主的」ではいけないのでしょうか。 また、「深い学び」であって、「深い勉強」とは言いません。 学びと勉強は違うものなのでしょうか。学校が個別最適化を目指し、AI教材を導入していく中、塾ではどんな教...
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AI学習とGIGAスクール構想後の未来

AI(人工知能)を取り入れた学習教材は、学校でも学習塾でも増えてきました。 GIGAスクール構想が前倒しされた学校では、公立小中学校のほぼ100%近くの生徒にタブレットやPCが配布され、ずいぶん先のことと思われていたハード面の環境が一気に整...
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練習は本番のように 本番は練習のように

入試の季節。基礎問題に加え、思考力、判断力、表現力を問う問題も乗り越えないといけない時代です。 それらの能力を鍛えるには、何が重要なのでしょうか。 限られた時間内で瞬時にそれらの能力を発揮するプロ棋士の世界に、そのヒントを探ってみたいと思い...